新しい炊飯器を買いました。
炊飯器は、ごはんを炊く道具です。
「ごはん」の一つの意味は「朝ごはん・昼ごはん・晩ごはん」のように、「食事」です。そして、もう一つの意味は「料理した米」です。
本当は
「米を炊く」
↓その結果
「米がごはんになる」のですが、
「米を炊く」とはあまり言わないで、ふつう「ごはんを炊く」と言います。
この関係は、「(お)湯を沸かす」という言葉と似ています。
日本語では、熱い水、温かい水を、「(お)湯」というひとつの言葉で呼びます。
これも、
「水を沸かす」
↓その結果
「水がお湯になる」のですが、
「水を沸かす」と言わないで「お湯を沸かす」と言います。
では、確認クイズをしてみましょう。
自然なのは、a、bどちらでしょうか。
①今朝、[a米を ・ bごはんを]炊く時間がなかったから、弁当を持って来られなかった。
②今[a水を ・ bお湯を] 沸かして、お茶を入るね。
ところで、東京の日本語では「炊く」のは「ごはん」だけですが、京都など関西地方では、野菜や豆、魚などにも「炊く」を使います。京都へ行って、お店のメニューに「〇〇の炊いたん」と書いてあったら、それは「〇〇を炊いたもの」、つまり「〇〇を煮た料理」という意味です。関東地方なら、「〇〇の煮物(にもの)」という名前になります。
確認クイズの答えは、① b ② b です。簡単でしたね!
炊飯器は、ごはんを炊く道具です。
「ごはん」の一つの意味は「朝ごはん・昼ごはん・晩ごはん」のように、「食事」です。そして、もう一つの意味は「料理した米」です。
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これは「米(こめ)」です。 |
これは「ごはん」です。 |
「炊く(たく)」は、水と一緒に熱で料理するという意味の動詞です。
同じ意味でも、「魚」や「野菜」には「煮る(にる)」という動詞を使いますから、「炊く」といえば「ごはん」です。
「米」と「ごはん」と、動詞「炊く」の関係はちょっとおもしろいです。本当は
「米を炊く」
↓その結果
「米がごはんになる」のですが、
「米を炊く」とはあまり言わないで、ふつう「ごはんを炊く」と言います。
この関係は、「(お)湯を沸かす」という言葉と似ています。
日本語では、熱い水、温かい水を、「(お)湯」というひとつの言葉で呼びます。
これも、
「水を沸かす」
↓その結果
「水がお湯になる」のですが、
「水を沸かす」と言わないで「お湯を沸かす」と言います。
では、確認クイズをしてみましょう。
自然なのは、a、bどちらでしょうか。
①今朝、[a米を ・ bごはんを]炊く時間がなかったから、弁当を持って来られなかった。
②今[a水を ・ bお湯を] 沸かして、お茶を入るね。
ところで、東京の日本語では「炊く」のは「ごはん」だけですが、京都など関西地方では、野菜や豆、魚などにも「炊く」を使います。京都へ行って、お店のメニューに「〇〇の炊いたん」と書いてあったら、それは「〇〇を炊いたもの」、つまり「〇〇を煮た料理」という意味です。関東地方なら、「〇〇の煮物(にもの)」という名前になります。
確認クイズの答えは、① b ② b です。簡単でしたね!